分電盤の中の同じ回路で暖房機をいくつも使用するのはご法度!

お世話になっております!
何十年も根付いて加古川で商売させて
頂いている、
生まれ育ち・住まいも高砂・どちらも地元!の
エリアプロフクデンの店長、北野でございます。

今回はコンセントの交換についての話です。

 

 

一つ目は昨日投稿したドアの補修依頼を頂いたお客さまからの依頼。
「コンセントが焦げとるんよ」と相談が。これは頑張り過ぎですよ~。
恐らく20年後半か30年戦士のコンセント。
長年使用し続けたこともありコンセント自体が
変形・焦げが発生しています・・。

当然、交換するしかないという事で入れ替えました。
取り外してみると変形具合にお客様もビックリされるのですが
普段使用されている内は気付かないものなんですね。

 


次がちょっと問題がある事例です・・。
「コンセントが焦げている!!」といった連絡を受け
確認する為、伺うとこのような感じに。

まだそこまで古くない状態のコンセント。
これは経年劣化とかでは無く、使い方に問題がある状態。

訊いてみると暖房器具(寝室で電気ストーブを使用し
セラミックファンヒーターやドライヤーを使用していたとの事)

これは度を超えると危険な状態の使い方ですね。
基本、分電盤の中の一回路は2000Wが限界です。
しかもコンセント1つについては1500Wまでになっています。

それ以上越えたら所謂ブレーカーが落ちる現象が起きてしまいます。
(注)ブレーカーが落ちる事はある意味良い事で過剰な使用で
火事や故障など起こらない為、電気自体をシャットダウンする対応です。

その中でも一番電力を使用してしまう器具は
熱を発生する器具がほとんどです。

なので、一部屋でブレーカー1回路で配線されている家では
その部屋のどのコンセントを使用していても1回路の配線なので
電気暖房器具やドライヤーを同時に使用すると負担がきつく
ブレーカーが落ちてしまったりコンセントが焼けたりするのです。

これを回避する方法は、簡単には暖房器具を使用している時に
ドライヤーを使わない!電気を使用する暖房器具は
2台同時に使用しない事です。

それが面倒くさい・寒いの嫌と思われるのであれば
コンセントを一回路新設するのが一番効果的です。
ただ配線工事が必要でお金がかかるのと、
分電盤の容量が一杯であれば別のBOX(ブレーカーを入れる箱)
を新設するか分電盤自体を大きくするのと
アンペア―(40Aとか75Aの表示がある大きなブレーカー)
容量を増やさなければいけない場合も出てくるので、
回路を増やしたいのであれば、フクデンまで遠慮無く相談下さい!

話が飛躍してしまいましたが、コンセントの具合が悪い際には
連絡下さい!交換など対応させて頂きますのでよろしくお願い致します。